
岐阜県・長良川温泉にある老舗宿「ホテルパーク」に宿泊!金華山と岐阜城を眼前に、長良川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂、地元の山川の幸をふんだんに使った料理、そして歴史を感じる鵜飼い―自然と文化の交差点で過ごす贅沢な時間をレポートします。
この記事の目次
長良川温泉 ホテルパーク


今回は、「長良川鵜飼い」を楽しむために【長良川温泉 ホテルパーク】に宿泊です。
場所は岐阜県岐阜市湊町の長良川沿い。JR岐阜駅・名鉄岐阜駅からタクシーで15分ほどと名古屋・岐阜からのアクセスも良好。無料駐車場完備で車利用も便利です。
こちらのホテルは、約15年前に家族4人で訪れたホテル。前回は、子どもたちが小さかったので部屋から鵜飼いを遠目に見学。今回は乗船して鵜飼いを楽しみたいと思います。
◆店名 : 長良川温泉 ホテルパーク
◆ジャンル : ホテル
◆住所 : 〒500-8009 岐阜県岐阜市湊町397-2
◆電話番号 : 058-265-5211
◆駐車場 : 裏に無料駐車場あり
◆URL : https://www.hotelpark.jp/
15時過ぎに到着。スタッフの方の誘導でホテル裏側にある無料駐車場に駐車。
駐車場は天井高が165cmほどの高さなので、頭をぶつけないように注意です。
フロントでチェックイン手続き。


フロント前のロビーにはウエルカムドリンク。コーヒー・アイスコーヒー・お茶・ジュースなどが無料でいただけます。
今回は、一泊2食・長良川鵜飼観覧付きのプランをチョイス。
ホテル館内で夕食を楽しんだ後に長良川鵜飼を楽しむスケジュールとなっております。
チェックイン後、ゆっくりと温泉を楽しみます。
「飛騨牛付き会席料理」を楽しむ
ホテルパークから徒歩で約3分ほどの場所にある「長良川鵜飼うかいのりば」に移動。
【部屋】長良川を望む10畳の和室


今回の宿泊プランでは「お部屋はおまかせ」となっており、「川沿いのお部屋」「金華山を望むお部屋」のいずれかとなっていましたが、「川沿いのお部屋」になりました。


2人で泊まるには充分過ぎる広さ。


大きな窓からは長良川が一望できます。


手前には、鵜飼いで使用される船が係留されております。


左奥には長良川球場も見えております。


入り口を入って左側には洗面所。




洗面所左にはユニットバス、右側にはトイレも完備。
トイレの床がギシギシと床鳴りが(笑)
けっこう古い建物だから仕方ありませんな。
この日は、湿度が高く蒸し暑い1日でしたが、部屋の空調はバッチリ。快適に過ごせるお部屋です。
【温泉】日本の温泉100選にも選ばれた長良川温泉


17時30分の夕食まで時間があるので、ゆっくりと温泉に浸かりましょう。
館内奥にあるエレベーターで6階の大浴場に向かいます。
こちらの長良川温泉は、「日本の温泉100選」にも選ばれた温泉。
白湯の湯船と茶色に濁った湯船の2種類があります。
「長良川温泉」は茶色の湯船のようです。鉄分が空気に触れて茶色に変色しているようですな。
茶色のお湯に浸かっている時は感じませんでしたが、脱衣所に行ってから汗が止まらない。
温泉の効果なのか、身体の芯から温まる温泉のようです。


大浴場から外に出ると露天風呂。長良川を一望できる開放感たっぷりの露天風呂となっております。
サウナが無いのが、ちょっと残念。


【食事】(夕食)飛騨牛陶板焼き付の懐石コース


夕食は1階にある「レストランつぶらじい」のテーブル席でいただきます。


夕食は、「飛騨牛陶板焼き付の懐石コース」。お品書きも付いております。


まずは、食前酒ならぬ「食前酢」で乾杯。
ツンとくる酢ではなく、飲みやすくあっさりとした酢です。


スタッフの方に「ビールお願いします」と伝えると地元醸造所で作られた発泡酒が出てきました。
「鵜飼いレッドエール」と「金華山エール」。どちらも飲みやすいお酒です。


前菜は「季節の七種盛り」。
稚鮎や鮑、鴨肉など、どれも手の込んだ品々。


運ばれてきたのは吸い物の「薬膳スープ」。
高麗人参などの薬膳スープの中に鶏のつくねが入った熱々のスープです。


お造りは、サーモン・カンパチ・甘エビ・イカの4種類。


テーブル席から見える調理場で焼き上げられた鮎の塩焼きと五平餅。
焼きたて熱々の鮎は頭から尻尾まで完食。表面はパリパリ、中の身はふっくら。めちゃめちゃ美味しい♪




登場しました「飛騨牛陶板焼き」。
コンロで蓋をして蒸し焼きにします。


焼き上がりの状態。飛騨牛ステーキ・ヤングコーン・ブロッコリー・ニンジンのラインナップ。


飛騨牛ステーキは、1cmほどの厚み。柔らかく、脂が甘い。塩を付けていただくのがオススメ。


続いて運ばれてきたのは、蒸し物の「枝豆饅頭」。
蒸しあげた饅頭の表面に枝豆がコーティングされております。


揚げ物も揚げたて熱々の状態で運ばれてきます。
稚鮎・シシトウ・ナスが入っており、抹茶塩を付けていただきます。


最後は、白米と赤ダシの味噌汁。


漬物の塩気で白米が美味しい。赤ダシの味噌汁も美味しいですな。


デザートは、杏仁豆腐カクテルとケーキ。
もうお腹がキツくていっぱい。超満足の懐石コースでした。


ぎふ長良川鵜飼
夕食を食べ終わり、20分ほど休憩したところで鵜飼いへ出発。
18時50分にフロント前に集合。この日はホテルパークから鵜飼へ向かうお客さんが5組ほど。
ホテルスタッフに先導されて、徒歩3分ほど先の乗船場へ向かいます。


乗船場に到着すると、他のお客さんが乗船中。
ホテルパークのお客さんは、一番奥の船に乗船です。
靴を入れるビニール袋を渡され、船に乗船。船長さんのアナウンスを守り、ゴザ敷きの船内に座ったところで出船。


長良川の上流に向かう途中で、ホテルパークや金華山頂上のライトアップされた岐阜城が見えます。


対岸の宿「鵜匠の家 すぎ山」も光が映えて綺麗です。
鵜飼いが始まると、鵜飼の火が映えるようにライトが消されるそうですよ。


上流に向かい、しばらくすると観覧船が停泊するエリアに到着。
鵜飼いが始まるまで、しばらくはコチラで待機です。


鵜飼いが始まるまでの約30分ほどの間、イベント船がやってまいりました。
イベント船には、笛船・舞船・津軽三味線船の3種類があるようで、この日は「舞船」がやってきました。
若い女性が船上で曲に合わせながら踊ります。
観覧船の前を何度も往復して、鵜飼いが始まるまでの間を楽しませてくれます。


19時45分頃になると、鵜飼いが始まる合図の花火が3発上がります。
6隻の鵜舟にそれぞれ4隻づつの観覧船が船団を組み並走する形で「狩り下り」が行われます。
間近で見る鵜飼いは迫力満点。大きく火の上がる松明が川面に映えて感激のひととき。


「狩り下り」が終わると、「鵜匠の家 すぎ山」側の岸近くに観覧船が停泊。
鵜舟が川幅いっぱいに横一列になり、一斉に鮎を浅瀬に追い込む鵜飼のクライマックス「総がらみ」が始まります。


「総がらみ」が終わると鵜飼いは終了。乗船場で下船し、ホテルまで徒歩で帰ります。
ひどく蒸し暑い中で約1時間ほどの鵜飼い船上観覧でしたが、間近で見れて感激しました。
この「鵜飼い」は、船上で観覧が絶対オススメです!


【食事】(朝食)和洋揃ったバイキング朝食
朝食はバイキングスタイル。予想以上に品数が豊富。
和食から洋食まで選び放題です。




洋食派のワシには嬉しいハム類、パンは3種類あり、ベルトコンベア方式のトースターで温めていただけます。




フルーツや和食のおかずも豊富。




しらす等の和食のおかず、固形燃料で温めていただく朴葉味噌もありますよ。




サラダも用意されております。


パンに焼売、ボイルソーセージなどのおかずにサラダ、コーヒー、マンゴージュース。
充分お腹が膨れました。
【長良川温泉 ホテルパーク】の評価は…?
長良川温泉ホテルパークは、「景色」「温泉」「料理」「サービス」のバランスが非常に良い宿。
鵜飼を楽しむには最適のお宿です。また、すぐ近くには岐阜城もあるので観光の拠点とするのもオススメ。
鵜飼い観覧付きもプランによって選べ、コスパの良さを感じる滞在ができました。
部屋は古さを感じましたが、清掃が行き届いており綺麗で申し分なし。
予想以上に料理が美味しかった♪
トータルでは充分に満足できるお宿ですよ!


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