
長野県下高井郡山ノ内町にある「渋温泉」の【一乃湯 果亭】へ行ってきました。
石畳が続く昔ながらの温泉街で、外湯めぐりやノスタルジックな町並みを満喫してまいりました。
この記事の目次
渋温泉【一乃湯 果亭】


一乃湯 果亭は、渋温泉の石畳が続く昔ながらの温泉街の中にある温泉旅館。
明治期に活躍した南画家・兒玉果亭の生家として、その名を冠しています。
◆店名 : 一乃湯 果亭
◆ジャンル : 旅館
◆住所 : 〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏2219
◆電話番号 : 0269-33-2101
◆駐車場 : 4台程度(玄関でスタッフに連絡)
◆URL : https://shibu-katei.jp/
畳敷きの館内


一乃湯 果亭は、4階建て。各部屋には古代色の名前が付けられ、館内は畳敷きとなっており温かみを感じられるお宿です。


こじんまりとしたお宿なので、他のお客さんも少なく静かに過ごすことができます。
全室に掘りごたつがある部屋


こちらのお宿は全室に掘りごたつが設けられています。12月上旬の利用で寒い日でしたが、こたつがあったおかげで温まることができました。


渋温泉名物「九湯めぐり」
渋温泉の名物は「九湯巡り」。
夕食の前にお湯巡りに行こう!と浴衣に着替え出発です。
宿泊者には「九湯めぐり用の鍵」が渡され、全ての外湯を無料で巡ることができます。
一乃湯 果亭は、九番湯「渋大湯」の目の前にあり渋温泉名物の外湯巡りに最適な立地。
まずは九番湯「渋大湯」に挑戦。白濁した温泉はメチャメチャ熱い!他のお客さんもいるので水を入れる訳にもいかず、頑張って入りましたが数分でゆでダコ状態。
九つ全部は無理でも、いくつか湯巡りしたかったので数分で終了。
次は近くの八番湯に向かいましたが、満員。
待っていると湯冷めしそうになるので、次は一番湯。こちらも熱い…。
最後は三番湯と結局、3つの湯巡りで終了となりましたが、どの外湯もメチャメチャ熱いお風呂でした。
その後は寒い中を石畳の温泉街を散策している間もポカポカと温かく、身体の芯から温まっているのが実感できましたよ。




一番湯に向かう途中にあったのは「歴史の宿金具屋」。
重要文化財に指定されている歴史ある宿で、映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったとも言われる建物です。
風情がありますな。
渋温泉の温泉街は、射的場や卓球といった昔ながらの建物が立ち並ぶノスタルジックな雰囲気。
浴衣を着た宿泊客であろう観光客がそぞろ歩きしております。


内湯・露天風呂完備の温泉


宿に戻り夕食前にひと風呂入りましょう。
一乃湯 果亭には最上階の4階に内湯と露天風呂が完備されております。
こちらのお湯も熱い!渋温泉はドコも熱いんでしょうか。
ただ、露天風呂では冬の気温と熱い温泉が丁度いい感じ。あぁ温泉に来たなぁと感傷に浸っておりました。


夕食は「果亭風懐石料理」


お楽しみの夕食は1階のお食事どころで。
一品づつ提供される「果亭風懐石料理」です。


それぞれ丁寧に作られているのがわかります。
上品な感じで味も優しい。


お造りもありました。


これは何だったかな?お品書きを撮り忘れたので何だかわかりません。すみません。


揚げ物も揚げたての状態で提供。熱々です。


高級料亭でないと食べることができないような料理の数々でした。
渋温泉【一乃湯 果亭】の評価は…?
○全館畳敷きの館内。部屋には全室掘りごたつがあります。
○一品づつ提供される上質な「果亭風懐石料理」
○「九湯めぐり」に最適な立地
今回宿泊した「一乃湯 果亭」は、全館畳敷きの館内となっていて温かみを感じられるお宿。
全室にある掘りこたつは、寒い日でもほっこりとできますな。
料理は一品づつ提供される丁寧に調理された「果亭風懐石料理」。
高級料亭でないと食べれないような料理の数々。優しい味わいで満足度は高い夕食でした。
宿の温泉は内湯・露天風呂を完備。同時利用4〜5人が限度と、少々小さめの大きさではありましたが、ゆったりと浸かることができ、満足のいく温泉。
今回一番の良かったところは、「九湯めぐり」ができたこと。(3つしか入れませんでしたが)
宿泊客は無料で利用できる九つの外湯。温泉街に沿って巡るのは一番の思い出。
射的場や卓球場などのノスタルジックな風情も楽しかったですな。
夫婦で家族でカップルでゆったりと過ごすことのできる渋温泉。
オススメの温泉地です!


2024年12月の情報です。
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