ずーっと以前より欲しかった極厚鉄板を購入しました♪
鉄板に油を馴染ませるシーズニングから実際に使用した感想をレビューします!
この記事の目次
MORIKAWA 板厚6.0mm グリルプレート
我が家では、山善のIH-H1400(B)という鉄板プレート付きのものを使用しております。(販売終了)
上のカバーと鉄板プレートを外せば、IHヒーターとしても使えます。
この鉄板プレートが表面のコーティングが剥がれてきて焦げ付いちゃうようになってきたので、下のIHヒーター部を流用して上部の鉄板を極厚鉄板に変えよう!というのが今回の狙い。
【購入のポイント】
★6.0mm以上の極厚鉄板
★卓上IHヒーターで利用可能なもの
要するに卓上IHヒーターで使用可能な極厚鉄板が欲しかった訳です。
これがあれば、分厚いステーキ肉を焼いたり、美味そうなハンバーグ、お好み焼きもフカフカのものができるのでは?との期待。
今回購入したのは「MORIKAWA」の板厚6.0mmグリルプレート。
本当は9.0mm厚の極厚鉄板が欲しかったんだけど、さすがに高価なのと重いので6.0mm厚でガマンしました。
【サイズ】
製品サイズ/横430mm x 縦350mm x 高さ35mm
焼面サイズ/横330mm x 縦310mm(底のフラットな部分)
重さ/約6.4kg
商品説明では「IHヒーターで使用可能」との情報があったので、サイズが合う製品を購入。
注文から1週間弱で到着。重量物なので送料が700円もかかっちゃった。
本体は緩衝材に包まれて、サポートハンドル、説明書が同梱されています。
6.0mm厚の鉄板!これが欲しかったんだよね〜。
こちらのメーカーはサポートハンドルが同梱されているのがポイント。
熱々の鉄板はなかなか冷めにくくて、とてもじゃないけど鍋つかみでは持てません。
耐熱グローブくらい持っていないとマズイ…。
でも、このサポートハンドルがあれば耐熱グローブは不要です。
極厚鉄板はシーズニングが必要
色々と調べていたら「鉄板は使用前にシーズニングしましょう」との情報。
【シーズニング】
★鉄板などの鉄製品に塗布されている防錆塗装などを剥がす
★鉄板に油を馴染ませる
鉄板に焼きを入れて防錆塗装などを剥がす作業ですな。その後に薄く油を塗って鉄板に馴染ませる。
そうすることによって最初に使用する際の準備が出来、油が鉄板に浸透して焦げ付きにくくなるというもの。
同梱の説明書にはシーズニングのことは記載されていませんでした。
ただし、鉄板の表面をなぞってみたら鉄粉らしき黒いものが指に付く。
一応はシーズニングをやってみようと実行です。
まずは中性洗剤(食器を洗う洗剤)でキレイに洗います。溝部分も含めて鉄粉が残らないように、しっかりと洗います。
洗剤をキレイにすすぎ、布巾で水分をキレイに拭き取ります。
キレイに拭き取ったら火にかけて水分を飛ばします。
キッチンのガスコンロで火にかけましたが、ココで問題発生。
温度センサーが反応して、スグに弱火になっちゃう…。仕方がないので火の当たっていない箇所と入れ替えながら地道に焼きを入れていきます。
防錆塗装などがされている場合は、白い煙が上がり鉄板が変色していくそうです。
ワシの場合、白い煙も鉄板変色も無し。焼きが足りなかったのか、空焚きの必要がなかったのか…。
全体的に空焚きし、その後冷めるまで待つ。
この際、水をかけるなどすると鉄板が変形する恐れがあるので、自然に冷めるのを待ちましょう。
鉄板が充分に冷めたら薄く油(オリーブオイル・サラダ油)を塗り、再び火にかけます。
鉄板が熱せられて油が蒸発していくのがわかります。
このようになってきたら黒く変色した油を拭き取ってあげましょう。
ワシの場合、そのままにしておいたら油が固まって、なかなか取れない状態に(泣)
ゴリゴリと金属製のコテなどで取れますが、結構大変なので…。
極厚鉄板とIHヒーターでお好み焼きを作る!
記念すべき最初の料理は「お好み焼き」。
極厚鉄板で焼くお好み焼きの仕上がりはどうなるのか?
IHヒーターに極厚鉄板をセット。上に乗せただけですが(笑)サイズ感もピッタリです。
約6.4kgと重みがあるので、ちょっとやそっとではズレたりしません。
鉄板を充分に温め、サラダ油を薄く引いて材料を乗せます。
我が家のお好み焼きは関西風。気分によっては広島風もありますが。
今回、極厚鉄板と同時に蓋も購入しました。
横325mm x 縦260mm x 高さ53mmの業務用の蓋で、極厚鉄板より縦の長さが短いですが充分の大きさ。
おぉーふっくらと焼きあがったようです。
これだけの厚みのある生地ですが、表面はパリパリ、中はふっくらと焼きあがりました。
樹脂製のフライ返しでカットしますが、表面がパリパリなのでカットしやすい♪
ソースとマヨネーズを付けて頂きます!あぁ美味い。なかなか美味しく焼き上がりました。
後片付けはメンテナンスが必要
唯一の手間が後片付け。蓄熱性が高く、なかなか冷めないので片付けに時間が必要です。
シーズニングの際にも記述しましたが、熱いままの鉄板に水をかけて冷ますと変形のもと。自然に冷めるのを待ちましょう。
時間的には30分ほどで冷めたでしょうか。
冷めたら水洗いだけ。洗剤を使ってはいけません。せっかく油を馴染ませたのが台無しになってしまいます。
しつこい汚れにはお湯を使って洗い流しましょう。
洗い終わったら、キレイに水分を拭き取り、鉄板の表面に薄く油(オリーブオイル・サラダ油)を塗り、古新聞紙で包んで保管しましょう。
水分が残っていたり、湿気がある場所での保管は錆の原因となります。
極厚鉄板の評価は…?
◯鉄板が厚いので、熱がムラなく均等に行き渡る
◯歪み・反りの心配が少ない
◯蓄熱性が高く、食材の保温効果が高い
◯焦げ付きが全くない!
△なかなか冷めないので、片付けに時間がかかる
△鉄板を長持ちさせるためのメンテナンスが必要
今回は「お好み焼き」で試してみましたが、表面はパリパリ、中はふっくらと焼き上がりました。
また、鉄板に厚みがあるので、ムラなくジワジワと焼きあがる感じ。お好み焼き屋さんに近い焼き上がりですな。
IHヒーターでも充分使用可能です。ただし、火力がもう少し欲しいかなぁ。
歪んだり、反り返ったりしないのでガスコンロや炭火でも重宝しそうです。
驚いたのは焦げ付きが全く無かったこと。これは嬉しいポイントです。
ただし、片付けの際にはなかなか冷めない、洗剤を使わない、水分をキレイに拭き取る、油を塗るなどのメンテナンスが必要なので、面倒な人には不向きかも。
それでも片付けの際の手間を差し引いても、美味い料理ができた嬉しさの方が勝ってる♪
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ステーキ肉や、ハンバーグなど極厚鉄板で美味しく調理した際には改めてご紹介します♪
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